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あんまり上手に取れていない写真だけれど、とりあえずご紹介。
レビューにもあったけれど、正直、自分の部分を抜かして、いい本だなあ、と思わされる。
それぞれの人たちの人生がものすごく凝縮された本。
取材だから、平易な文章になっていて、分かりやすいし、それぞれの人が、どんな思いで、どんないきさつで、仕事を始めたかがよくわかる。
私の部分については、担当さんが、「編集部で、『櫻井さんに入ってもらってよかった!』って、評判良かったんですよ。」って言ってくださった。確かに、私の想いがいっぱいいっぱい盛り込まれている。第一本人が書き直した、という、曰く付きの部分もある。単純に、高岡の宣伝ばっかりしておいたから、誰か、高岡に遊びに来てくれるきっかけにならないかなあ・・・。
私は届いて、一気に読んでしまった。
やはり、とんでもないご苦労を乗り越えて、今、ある意味真っ当に、人のために役立つ素晴らしいお仕事をなさっている方に、私は惹かれてしまった。この中の男性お二人の生きざまに、私は感動してしまった。
昔なら、苦手だったかもしれない人もいらっしゃる。狭い考え方をしていた若い頃なら、その職種だけで、敬遠してしまったかもしれない。
でも、年を重ねて、世の中のいろんなことを見聞きしてきた今、ある意味、そんな偏った考え方ではなくて、一人一人の人を見つめる自分がいる。
正直、私は、人を判断するときに、何か、付随した、付加価値的なものから、その方を判断することはほとんどない。それよりも、その人から感じられる味わいを、感じるようになった。
この仕事なら、なんて仕事や、この学校出てるなら、なんて、何か、安心してお付き合いできる保証をしてくれるものなんて何にもない、ということに気付いた。
ある意味、若い頃はしあわせだった。
ある価値観をしっかりと信じられたから。
今は、よすがにしている価値観などない。
ただ言えるのは、できることなら、自分が、素敵な人生にしていけるよう、親として恥ずかしくないよう、まあまあ、正しい?ことを積み重ねていけたらなあ、と思うのである。
母校を傷つけるような行いをしないように、できれば、母校の値打ちを、0.1ミリ位は(この表現、今はやりのようですが・・・。)、高めることができるよう、努力したいと思う。笑
こんな先輩いらんわ、という先輩もいるかと思うと、とんでもなく立派な先輩もいらっしゃるわけで・・・。
私は、さて、どんな先輩でいるのだろうか?取るに足らない先輩だけれど・・・。
母校は何かをしてくれるわけではなくても、母校の名を汚すことは、本当に簡単にできてしまうから。
何のかんのと言って、影響されている母校に恥じない人生を送りたいものである。
昨今の、学校関係の事件を見聞きしては、つくづく思うのである。